毎日新聞記事から引用しました「もてぎの棚田から2005/08/30」

もてぎの棚田から:水抜き 根張る株を抜いて溝作り /栃木

 ◇こんなに大変だとは

 「これまでの作業で一番きついよ」。28日、茂木町入郷の棚田に集まったオーナーたちは、腰をさすりながら口々に漏らした。夏休み最後の日曜日にあったのは、稲刈りのための水抜き作業だ。株は腰の高さまで成長し、黄緑色のふっくらとした稲穂を揺らしている。

 田の脇に沿って稲を2、3株ずつ抜き、くわで溝を作って水路へ導く。約2週間で水は抜け、稲刈りの準備が整う。5月15日の田植えから3カ月以上がたち、株はしっかりと根を張っているため「とても無理」と作業を断念する人も。友人との共同オーナーで、初めて参加した横浜市泉区、会社員、野田真弓さん(30)は、「稲作がこんなに大変だとは知らなかった。お米を見る目が180度変わりそう。そこらのダイエットより効きますよ」と話した。

 収穫した稲束を天日乾燥させる「おだ掛け」用の竹を集める作業では、オーナーたちが軽トラックに分乗して近くの山に入った。流れ作業で竹を約180センチの長さで切り出し、ひもで縛って運び出した。現在はコンバインで稲刈りをして、すぐに脱穀するのが主流だが、協議会のメンバーは「自然乾燥の方がずっとおいしいよ」と言う。

 オーナーたちが働く棚田14枚(約55アール)のうち、10枚(約40アール)はかつて耕作放棄地で、15年以上放棄していた土地もある。入郷棚田保全協議会の五味淵芳章さん(65)は「山間部では、自分たちが食べる分くらいしか収穫できない。子供たちは都市に出ていくし、荒れていくのはどうしようもなかった」と話し、「先祖から受け継いだ土地に再び稲が実るのは、やはりうれしい」と目を細めた。

 台風の影響もほとんどなく、「稲の生育は良」(大町弘志会長)という。来月18日はいよいよ稲刈り。切り出した竹を組み立てて干し場を作り、おだ掛けをする。【田後真里】(随時掲載します)

毎日新聞 2005年8月30日記事がなくなるのでコピーをしました。
新聞には棚田の水抜きとおだ掛けの写真がありもしかしたら俺らしきものが写っていた?
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by win2010 | 2005-08-30 18:46 | 石畑の棚田


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