毎日新聞記事から引用しました「もてぎの棚田から2005/09/19」

もてぎの棚田から:収穫 汗の結晶が実りに 腰落とし稲刈り、おだ掛けへ /栃木

 晴天に恵まれた18日、茂木町入郷の石畑棚田で収穫作業があった。稲は「おだ掛け」で時間をかけて自然乾燥させるため、実際に食べることができるのは来月だが、手塩にかけた「棚田米」の収穫とあって、オーナーたちは張り切って作業していた。

 「みなさんが流した汗の結晶が、素晴らしい実りになりました」。入郷棚田保全協議会の大町弘志会長があいさつした後、オーナーたちはかまを手に、一斉に稲刈りに取り掛かった。作業は、腰を落として地面から約5センチほどを刈り、4株ずつをワラで結んで一束にしていく。東京都江戸川区、設計士、鈴木啓中(ひろなか)さん(32)は、「厳しい作業ですが、昨年の収穫祭で食べた棚田米の味が忘れられない。今年も楽しみ」と話していた。

 前回切り出した竹を組み、稲をかける「おだ掛け」作業は、午後2時半ごろまで続いた。なだらかな棚田におだ掛けが並ぶと、オーナーからは、「奇麗」「懐かしい風景」と歓声が上がった。稲刈りと脱穀を同時に出来るコンバインで収穫した稲は、鮮度を保つためにすぐに機械乾燥しなければならないが、茂木町では天日干しで乾くのを待つ「おだ掛け」が多い。

 来月9日はいよいよ脱穀と収穫祭で、棚田米がふるまわれる。【田後真里】(随時掲載します)

毎日新聞 2005年9月19日
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by win2010 | 2005-09-19 13:02 | 石畑の棚田


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