もてぎの棚田から

「秋の実りが楽しみ」
 オーナーと家族150人
  地元農家がアドバイス 泥だらけの笑顔輝く

 
b0012811_1340299.jpg茂木町入郷地区の棚田「石畑」で15日、田植えがあった。午前9時半から午後2時ころまで、オ一ナーと家族約150人が汗を流した。
 棚田は、広さや形がさまざまで畦(あぜ)も曲がりくねっているため、田に平行に縄を張り、それに沿って植える平地の手法は使えない。「筋引(すじひ)き棒」と呼ばれる巨大なフォーク状の農具を使い、畦に沿って引いたラインに植えていく。地元農家らでつくる入郷棚田保全協議会(大町弘志会長)のメンバーが実演してみせると、オーナーたちからは「どのくらいの深さまで苗を植えればいいのか」などの質間が相次いだ。
b0012811_13413036.jpg オーナー歴3年目の今市市板橋、会社員、蛯子勉さん(57)は、慣れた手つきで筋引きを終え、「去年もやったんだ。プロの指導があるから安心だよ。秋の実りが楽しみLと話した。
 田んぼに入るのは初めての家族も多く、恐る恐る足を踏み入れては「冷たい」「吸い込まれそう」と声を上げた。コシヒカリの苗の束を持ち、2~3株ずつ植えていく。ぬかるみにはまり、長靴が脱げる人やころんで泥だらけになる人もいて、笑い声が絶えなかった。兼業農家が増えたため、田植えは連休を使うことが多く、5月初旬が多くなっている。実際は、天侯が安定し、水温が下がり過ぎない中旬が最良とされる。石畑でも「先祖の知恵に従えば、おいしい米ができる」と昔ながらの暦で作業の日程を決めている。来月は草刈りが待っている。オーナーがいない間の田んぼは、協議会のメンバーが草刈りや水まわりの管理をして、大切に守られる。
                        【田後真里】(随時掲載します)

                 毎日新聞記事より引用しました。
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by win2010 | 2005-05-16 13:34 | 石畑の棚田


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