環境問題、市民活動に役立つか?と思いでかける。
会場は佐野市の小中町集落センターで開催、時間になると続々と参加者が集まり会場は満杯
講座は事務局からの基調報告に続いて「鉱業停止論」の現代的意識を国学院大学教授 菅井益朗先生
・田中正造のどこに魅かれるのか?
足尾鉱毒反対運動を特徴づけた田中正造の指導性
国家プロジェクトを拒否する住民運動
国家を相対化する視点
など話された。
まとめは闘いの精神、公益(田中正造の公益は今の公益※とは異なり民衆を・・)
「鉱業は一時なり、農民は永遠なり」・・
の話があった。
市民活動には必要なことが多いが理解までには少し時間が必要かな・・
また機会をにて学ぶこととしたい
※国語辞典 [ 公益 ]とは社会一般の利益。公共の利益。
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毎日新聞 2006年2月12日記事より引用
鉱毒に消えた谷中:廃村100年 田中正造大学が特別講座--佐野 /栃木
◇100人、功績や思想学ぶ--20周年記念し
明治後期から大正時代にかけて起こった足尾鉱毒事件で、被害民救済に奔走した元衆院議員、田中正造(1841~1913)の功績や思想を学ぶ「田中正造大学」が11日、開校20周年記念特別講座を佐野市小中町の集落センターで開催した。講座には、約100人が出席した。
同大学事務局長で、同市の自営業、坂原辰男さん(53)が20年間を振り返った後、国学院大経済学部の菅井益郎教授が「『鉱業停止論』の現代的意義」、渡良瀬川研究会代表幹事の布川了さんが「田中正造が現代に投げかけるもの」と題してそれぞれ講演。参加者から盛んに質問が飛んでいた。
同大学は86年、坂原さんを中心に結成され、会員は約200人。年に約3回、定期講座を開くほか、鉱毒事件に関心のある県外の市民や学生などに、鉱毒事件にゆかりの地を案内したりしている。坂原さんは「多くの人たちが記念講座に来てくれて、正造大学をやっていて良かったと思う。これからも女性の視点で鉱毒問題を見るなど、さまざまな課題に取り組みたい」と話した。【塙和也】
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